効果測定、仮免試験とは?
教習所に通ううち、効果測定を受ける機会が必ずあります。
・・・と言われてもあまり聞き覚えのないフレーズなので「なにそれ?」と思いますよね。 効果測定とは、すなわち学科試験の模擬テストのことです。
現在ではパソコンを使って効果測定を行っている教習所もありますが、 マークシートに鉛筆で回答していく形のところもあります。 制限時間内に問題に回答し、規定の合格点に達していれば合格となります。
効果測定は 最低でも1回以上 合格する必要があります。
この最低ライン(合格回数)は教習所によって異なり、私が通った教習所では4回でした。教習所によって違うので、必ず何回受かればいいのか確認しておきましょう。
また、各教習所ごとに決まった回数この効果測定をパスしなければ 仮免許、卒検などの学科試験を受けられない場合もありますので、くれぐれも注意してください。
効果測定の勉強の仕方としては、
・配布されている学科教本を見ながら書きとり
・学科試験用の教材を購入し問題を沢山解く・・・等があります。
学生の頃のテスト勉強とやることは同じですね。
間違えた箇所はしっかり見直し、正しい答えとセットで覚えておけば◎
実際の問題も普段の学科試験をきちんと押さえておけば、十分に対応できる内容になっているので、 難易度がとっても高い・・・ということはありませんでした。
空き時間などを利用し、とにかく問題を解きましょう。
ある程度慣れていれば、最低ラインが3回だろうと4回だろうとそこまで苦ではありません。 まずは数をこなしておくことが大切です。
教習の第1段階(合宿の日程では半分ほど)が終わると、 仮免許の取得に向け、学科試験・実技(修了検定)があります。
修了検定では教習所内のコースを走ります。
この検定では、受験者の運転技術について
「路上に出ても最低限、他のドライバーの邪魔にならないだけの実力がついているかどうか」が見られます。 また、この検定では公正を期するため他の受験者も同乗します。
採点の仕方について、受験者ははじめ、1人1人が100点の持ち点を持った状態からスタートします。 その状態から各項目を検定員がチェックし、ミスがあれば都度減点されていく、いわゆる減点方式です。
減点の点数については5点~100点(1発でアウト)まであり、小さなミスであれば5点減点。 信号無視、一時不停止など路上に出たときに明らかに危険と判断されてしまう項目では100点減点となり、 その時点で検定中止=不合格となります。(「そこまで」等と検定員から声掛けがあるようです。)
検定といわれるとどうしても緊張して普段しないようなミスを犯してしまいがちなのですが、検定自体は落ち着いて、普段通りの走りができれば大丈夫でした。
それがなかなか難しいところではあるのですが、とにかく落ち着いて、リラックスした気持ちで臨みましょう。
効果測定とだいたい同じで、 制限時間内に問題に回答し、合格ラインの点数に達していれば合格となります。
効果測定と違うところと言えば、
・席が指定されていること
・回答に使う筆記用具が用意されていること
・みんなちょっと不安そうな面持ち ・・・これくらいでしょうか。
上記にも書いた通り、ある程度問題の数をこなし、 苦手な問題や傾向にきちんと対策しておけば大丈夫ですが、それまで見たことのない問題がここで初めて出ることもあります・・・(-_-;)
実際、私が受けたときも教材や効果測定で当たったことのない問題が1~2問ありました。 また、微妙に問題の文章が改変されていたり・・なんてことも。
ある程度問題の出題傾向などに慣れてくると、パッと問題を見ただけで回答してしまいがちになるのですが、 ほんの1部分の改変を見落とすことになりかねません。
しっかり文章を読み、確実に正解できるように心がけましょう。
これらの学科試験・実技にどちらも合格すると仮免許証が交付されます。
この仮免許証の交付をもって、いよいよ合宿後半、路上教習へ進みます。
私の場合は仮免試験当日は
午前中に実技、学科の試験→お昼過ぎには合否の発表、 その日の午後には路上教習・・・と、展開が早くて合格に喜ぶ時間はあまりありませんでした。(笑)
★この仮免試験を落としてしまうと、延泊が確定になります。
その場合、宿泊費や食費も追加で発生してきますので、当然出費も増えます。
※申込みプランやサイトによっては追加料金が発生しないものもあります。