路上教習、応急救護など
仮免試験に合格するといよいよ路上教習です。
それまでは実技の時間中、教習所内のコースを走っていましたが 次は実際に公道に出て、一般のドライバーと同じ道を走ります。
初日はすっっごく緊張しました。(笑)
合宿も折り返し地点に来ると、教習所内での無線教習(自分1人だけで運転)なども経て、 ある程度運転に余裕が持てるようになりますが、やっぱり公道に出るときはドキドキしました。
となりに教官が居るとはいえ、それまでとはまた違った緊張感が否めません。
公道を走るので、教習所内ほどゆっくりしたスピードでは走れません。
自分の後ろに渋滞ができてしまいます。。。(´ - `;)
かと言ってスピードの出し過ぎも危険です。
教習内ではあまり意識していなかったスピードや、
きちんと車線の真ん中を走ることなども意識して走るようになります。
また、車内での教官との会話がグッと増えます。
教習所内ではコース自体がそこまで広大ではないため、
次々に隣の教官から指示やアドバイスを出されましたが、 路上教習ではそこまで矢継早な助言などはありませんでした。
(よほど無茶な運転をしたら当然怒られると思いますが)
合宿で参加している=遠方から来ていると教官たちも認識しているので、もっぱら世間話が増えました。(笑)
政治経済の話を熱弁する教官が居たり、「俺んちこの辺なんだよね~帰りて~ww」と冗談を言う教官が居たり・・・(笑)
もちろんブレーキ・アクセルの加減や信号の変わるタイミング、車間距離、スピードの維持など 都度、路上教習ならではの細かな指導はありますが、 教習所内ほど「この教官ちょっと怖いな」「苦手だな」と感じることはありませんでした。
教習所内の指導でも教官と話す機会はたくさんありますが、 路上での教習のほうが運転にもある程度余裕が生まれ、世間話をするゆとりもあるので楽しかったです。
とは言え、よそ見運転などになってしまうと大変危険なので、くれぐれも注意しておきましょう。
日数が進むと、車通りや人通りの多い街中も走りますし、
他の教習生が同乗する複数教習もあります。 他の人の運転を見て学ぶことや気づくこともたくさんあります。 教習中は周囲をよく見て、常に新たな気づきがないか気を配りましょう。
学科の授業は合宿前半と同じで、 授業の半分は教官の話を聞き、残り半分はDVDを見て学習するスタイルでした。 その中に1日だけ 応急救護 というスケジュールが入ります。
応急救護は基本的に3時限連続となっており、 まず1限目で座学、残り2時限ではダミーの人形を使い実技教習があります。
実技の中では主に
・応急救護の手順
・心肺蘇生法
・自動体外式除細動器(AED)の使い方 などを学んでいきます。
普段の学科の授業では、ただ席について話を聞いたりDVDを見るだけで終わりですが、 この応急救護の実技教習は唯一、体を動かす学科となります。 万が一の事態に遭遇した際にもきちんと対応できるよう、しっかり取り組みましょう。