はじめに
いまや世の大多数の方が所持している運転免許。
職種によっては必須条件として挙げられることもありますよね。
学生の間にとってしまう方が多いのではと思いますが、
中には私のように、社会人になってから取得を考える方も勿論いらっしゃるはず。
しかし、仕事中心の生活の中では、
「なかなか教習所に通う時間が確保できない・・・」
「平日は仕事、休日に教習所では時間・体力ともにもたないのでは・・・
と不安に思うこともありますよね。私もそう悩んだうちの一人でした。
そんななか、私が選んだのは 合宿免許 へ参加することでした。
しかし、合宿と聞くと今度は
「女性1人って浮かない?」「食事は?買いものは?」などなど、
ネガティブなイメージ・疑問がちらほら浮かんできますよね。
このサイトには、わたしが実際に1人で合宿に参加し、
運転免許を取得するまでのことを書いています。
今後、合宿での免許取得を考えている女性の参考になれば幸いです♪
一連の流れ
合宿免許から免許取得までの大まかな流れは以下のようになります。
①教習所選び
それぞれ詳しく書いていますので、ぜひチェックしてみてください♪
合宿免許 参加すべき時期と実際の感想
仕事の都合でなるべく早く参加しなきゃいけない!等、
急ぎの理由が特にないのであれば
合宿に参加する時期は 閑散期 がおすすめです。
以前の記事でもちょこちょこ触れたように、
他の参加者が少ないことで生まれる以下のようなメリットがあるからです
閑散期の参加で生まれるメリット
①宿泊施設(寮)にゆとりがあり、確実に1人部屋が確保できる
参加者が少なければもちろん空き部屋が増えます。
空き部屋が多ければ、本来2人で使う部屋でも1人1人に割り当てられる場合があり、
実際に私もツインベッドの部屋を1人で使っていました。
期間中、狭いスペースで生活するよりも比較的広いお部屋で過ごすことができるのは魅力ですよね。
部屋の設備等は勿論それぞれ場所によって違いがありますが、
誰かと相部屋になることも閑散期であれば考えにくいので、
自分1人だけの部屋を確実に確保できる可能性がぐっと上がります。
②友達同士での参加者が比較的少なく、1人での参加でも浮かない
卒業シーズン、長期休暇シーズンなどの繁忙期に比べ、
閑散期は友達や知り合い同士で一緒に参加する人たちが比較的少ないため、
1人での参加でも目立つようなことはありません。
むしろ1人だけで参加する人のほうが多いので、
教習所でいろいろな人から気軽に話しかけてもらえたり、自分から話しかけるハードルも下がります。集団に話しかけるよりも1人の人に話しかけるほうが気楽ですよね。
③確実に席について学科の授業を受けられる&教官がピリピリしていない
私が通っていた教習所では
繁忙期になると席が足りず、立ち見で学科の授業を受ける教習生も多数いたそうで、50分間立ちっぱなしとなるとやっぱり疲れてしまいますよね。
(教習所の規模にもよりますが、そういった教習所は少なくないようです。)
仮免・卒検等の各検定をパスするためにも学科の試験はしっかり聞いておきたいところですし、しっかり着席して授業を受けられるのは大事な要素だと思います。
また、そういった教習生の多い時期はやはり教習所も連日フル稼働ですので、教える側の教官たちも休みなく働いています。
私が教わった某教官曰く、
ストレスや疲労からどうしてもちょっとピリピリした雰囲気になることも否めないそうなので、その意味でも、比較的和やかな雰囲気の中で教わることがきる閑散期をオススメします。
合宿全体を通して、1人であることに不安を感じたのは初日くらいでした。
他の教習生も1人で参加している人が多かったのと、管理人さん含め、皆さん気さくで話しやすい雰囲気があったのでそれが大きかったと思います。
また、私が宿泊していた寮の女性陣は偶然にも皆さん1人での参加だったので「自分だけじゃないんだ」と思うと、なんとなくホッとできたし、教官の方たちも年齢や性別に関係なく話しやすい方ばかりでした。
はじめは話せる人が少なくても、日を追うごとに複数教習(路上教習で他の教習生が同乗する)などを経て、自然と話せる人もどんどん増えますし、はじめにイメージしていたような孤独感はほとんど感じなくなっていきました。
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(おまけ)本免試験当日の流れ、待ち時間はトータル1~2時間くらい。
仮免、卒検に受かったら合宿先の教習所や寮での生活も終わりです。 あとは帰宅後、各自お住まいの地域の免許センターで学科の試験を受け、 それに受かれば晴れて運転免許取得となります。
合宿中に関する内容ではありませんが、 本免試験について、私の体験を元に簡単にまとめたので 試験当日の大まかな流れなどを掴めると思うのでぜひ目を通してみてくださいね。
教習所によって卒検(合宿最終日)のスケジュールが違う可能性も考えられますが、 私の場合は
午前中:卒検(路上検定) 正午頃:合否発表 14時過ぎ:新幹線で帰宅 というスケジュールで、 最寄りの免許センターの試験時間をとっくに過ぎていたので その日のうちに試験を受けることはできませんでした。
ということで、帰宅した翌日に試験を受けることにしました。
日が経ってしまうと折角勉強した内容もどんどん忘れていってしまうので 他の教習生の方も、帰宅後なるべく早い段階(多くは卒検翌日)に受けに行く方が大半のようでした。
私が試験を受けに行った日は平日で、さらに卒検同様 大雨の日でした。
(まだ梅雨前でしたが・・)
「免許センターは混んでるから早めに出た方がいいよ~」と聞いてはいたものの、 平日で大雨で・・・とくれば割と空いてるのでは?と思っていました。
が、甘かった。
激混みでした。(笑)
免許センターまでは最寄りの駅からバスが出ていたのですが、
その中もぎゅうぎゅう、免許センターに到着後も想像以上の混み具合でした。
開始30分前くらいに到着しましたが、 試験前にも証明写真の撮影や受験手数料の支払いなど諸々の手続きがあるため、 試験会場に入ったのは開始5分前くらいになってしまいました。。
そうなると、席に着いて教本を眺める時間はほとんどありません。(TT)
時期によって違いはあるかもしれませんが、合宿閑散期ですら、
上に書いた通り30分前到着ではギリギリでしたので
ゆとりを持って試験に臨むには、 1時間くらい前 には到着しておくつもりで居たほうが無難だと思いました。
★証明写真は事前に用意しておくと◎
免許センターでも撮影できるところは多いでしょうが、
混雑しているので可能な限り前もって用意しておくことをオススメします。
仮免の時と同じで、本免試験でもあらかじめ用意されている筆記用具を使います。
あとはひらすた問題を解く・・・
時間中は複数の試験官が会場を見回っているので、 顔を挙げた時に目が合うとちょっと気まずかったです。(笑) やましいことはないけどドキッとする。。。
試験後、少し待ち時間があり、そのあとに合否が発表されます。
多くの免許センターでは電光掲示板に合格者の受験番号を表示する、という方法がとられているようです。 私の場合は適正相談対象者ということもあり、他の受験者とは違う形での対応でした。
(試験終了後、センター内の指定の窓口前で待機するよう伝えられる→待っていると係の方が来て口頭で合否案内)
★試験後~合否までの待ち時間は、私の場合20分程度で予想以上に早かったです。 次の手続きに進むのも他の方より早かったので、
普通はさらに10~20分程度待ち時間がプラスになっていたと思います。
合否の発表後数時間の待ち時間ののちに免許証が交付されます。
口頭で合否を聞かされた時は淡々と次の手続きの案内などもあったので 免許証を受け取ってはじめて嬉しくなりましたし、ホッとしました。
★合否発表~諸々手続きを経て免許証を受け取るまでの時間はだいたい1時間前後で、 ここまで試験後の全ての待ち時間だけで1~2時間程度でした。
※もちろん地域によって増減する可能性もありますので参考程度に捉えてください。
無事免許証を受け取ったあとは大雨の中をルンルンで帰宅しました。
(それが午後1~2時くらい)
合宿免許参加中、現地でよく買っていたものは?
合宿に参加していた期間中は2,3日に1度くらいのペースで買い物へ出ていました。 なるべく出費は安く抑えたかったため(合宿を選んだのもそのためだったので)、 100均とドラッグストアに主にお世話になっていました。(笑)
私が普段買っていたのはもっぱら以下の 食料品 です。
・500mlのペットボトル飲料
・小腹が空いた時用のおやつ(お菓子類)
寮には共有のポットが用意されていたので、
その気になればお茶等を作り置きしておくこともできましたが
教習から戻り、学科の勉強や洗濯物を片付けた後は なるべくゆっくり過ごしたかったので、飲み物はちょこちょこ買い足すことにしました。(笑)
ちなみに教習所や寮(共有棟の食堂内)に無料のウォーターサーバーも設置してあったので、 より堅実に、よりガッツリ出費を抑えることは容易にできたと思います。
※もちろん全ての教習所に必ず設置されているとは限りませんが・・
上記の食料品の他に買い足したのは 箱ティッシュ くらいでした。
はじめから寮に備え付けてあるティッシュもありましたが、
バンバン使ってるうちに、ものの数日で使い切ってしまい。
(言い訳をするとちょっと容量の少ないタイプだったんです。。笑)
遠慮なく使いたかったので、100均で追加購入。
それ以外の日用品は 自分が持ち込んだもの、もしくは 寮に備え付け・管理人さんに言えば無料で貰えるもので十分まかなえました。
仲良くなった他の教習生(女性の方たち)ともお話しましたが、
やはりよく買うのは食料品が多く、特に
・教習の合間、ノドが乾いた時用の飲み物
・持ち歩きしやすいグミなどのお菓子類 などが多そうでした。
購入場所は寮近くのコンビニへ行く人も居ましたし、
スーパーに行ったり、教習所内の自販機で・・などなど。
女性ではありませんが、
教習所で顔を合わせるうちに仲良くなったとある男の子は
1キロほど離れたショッピングモールまで貸出の自転車を使って
服を買いに行っていました。(笑)
参加したのは4月の下旬頃~だったのですが、
教習所があった東北地方はまだ寒く、
特に朝晩は私も暖房をつけて過ごしていたので気持ちはわかりますが・・
帰る時に荷物が増えると大変なので、そこはなんとかこらえました。(笑)
★衣類は特に、かさばると持ち運びしにくくなってしまうので現地での調達を考える時はよく考えて選びましょう。
いよいよ卒検。確認、意識しておくべきことは?
合宿最終日になると、いよいよ教習所で受ける最終試験があります。
卒業検定と呼ばれるもので、主に 卒検 と呼ばれるものです。
学科・実技の2つの試験を教習所で受けた仮免と違い、
卒検では実技のみの検定を教習所で受けることになります。
学科試験は合宿から帰宅後、お住まいの地域の免許センターで各自受験することになるので、 きちんと学科の試験勉強もしておきましょう。
★学科の試験(本免試験)では点数配分の高い問題も出題されます。
仮免の試験に比べ格段に難しい!・・・とまでは言いませんが、
多少難易度が上がるのは事実なので、きっちり対策しておくのが◎。
仮免では「最低限、他のドライバーの邪魔にならないかどうか」をジャッジされましたが、 今度は「1人で運転しても最低限、事故を起こさないだけの実力がついたかどうか」をジャッジされます。
仮免の実技と違う点は大まかに2つ。
・教習所内ではなく公道(路上)で検定を行う
・路上での検定が終わったあとに教習所内でも指定の課題(運転操作)をみられる
この2つ以外はほぼ仮免の時と同じで、公正を期するため他の受験者も同上します。
採点の仕方も同じく、はじめに与えられている持ち点100点からミスをするごとに減点されていき、 残った点数が合格ラインに達していれば合格となります。
まず、試験当日にその日の走るコース(周辺の地図)が配布されます。
それまでの教習で走ったことのあるコースになっていますが、 土地勘のない地域の、何度か通っただけの道を完璧に覚えられる人はそう居ないですよね。
基本的に隣の教官がいつもの教習と同じように 「次の交差点を右折」「次を左折」などとナビしてくれたので、完全に覚える必要はありませんでした。
が、ここで1つポイントなのは
道順ではなく、自分が走るコースに何があるのか。
これを、渡された地図を見て把握しておくことです。
例えば駅や学校、図書館やショッピングセンターなど、
公共の施設が付近にあれば、その周辺に歩行者や他の車の往来が多くなることが考えられるので、そのぶん右左折の際の確認や減速に気をつかわなければいけません。
これは勿論当たり前のことなのですが、検定中は気持ちが焦ってしまい、
いつもより注意力が散漫になってしまうこともあるので要注意です。
ほかに、大きな交差点を通る場合もあるでしょうし、
病院や消防署の付近であれば、緊急車両に対する運転もあらかじめ想定しておくことができますよね。
このように、自分が走るコースに何があるのか、
これをきちんと確認しておくことが大切だと思います。
検定中に慌てることのないようにあらかじめイメージしておきましょう。
一緒に検定を受ける受験者に確認してみるのも勿論OKです。
路上検定では他の受験者と運転を変わる時などに駐停車の措置もします。
その際には路側帯の幅や、歩道の有無に注目して車をどこまで寄せるのか等も注意しなければなりません。
★覚えにくい路側帯の幅や、道幅がわかりにくい道路などクセのある箇所では 教習中に必ず注意してくれていたので、本番でも 「この道で停車する時はここまで車を寄せるんだっけ」と思い出しながら運転ができました。
また、仮免の試験と同じで、特に危険(事故につながる可能性が高い)と思われる項目でミスをすると 100点減点となり、1発で不合格が確定となってしまいます。
信号無視、一時不停止など仮免でも1発でアウトとされる項目のほか、
路上ならではの項目として
・歩行者が渡りたいと思っていたのに譲らなかった
・歩道に乗り上げた なども加わります。
★基本的にはいつも通りの運転を心がけていれば大丈夫でしたが、
検定中に歩行者が飛び出してきたり・・・ということも稀にあるそうです。(-_-;)
信号や車間距離に気を取られて前方ばかり気にするのではなく、
広い視野で周囲に気を配りましょう。(←これ教習中に何度も言われました・・)
路上での検定が終了したら教習所へ戻り、コース内で指定の課題もクリアする必要があります。 課題の内容は 方向転換or縦列駐車のいずれか。
自分がどちらの課題になるのかは当日になるまでわかりません。
私の場合は方向転換が本当に苦手で、卒検直前の教習でもさんざん注意されていたので内心ガクブルでした。 もし方向転換だったら本当にやばい!!!!と泣きそうになっていたのですが、 当日になって発表された課題は縦列駐車。
神様ありがとー!!!ってなりました。(笑)
当日の天気によってはいつもとは違った意識も大切になります。
私がまさにそうで、卒検当日、朝から土砂降りの雨だったので余計に緊張してしまい、 「勘弁してくれ・・」と頭を抱えそうになりました。
当然ですが、雨の日は路面が滑りやすくなるため、気持ちスピードは控えめ。
かと言って、あまりにもスピードを落としていると今度はそこが減点対象になってしまいます。 当日晴れることを祈るばかりですが、これはもう運次第なのでどうにもなりません。 普段以上に細心の注意を払って運転しましょう。
卒検当日のスケジュールは
といった流れでした。
★仮免同様、この卒検も落とすと延泊が確定となり、
延泊分の宿泊費や食費が追加になってしまう可能性も十分考えられます。
※申込みプランや教習所によっては追加料金がかからないところもあります。
路上教習、応急救護など
仮免試験に合格するといよいよ路上教習です。
それまでは実技の時間中、教習所内のコースを走っていましたが 次は実際に公道に出て、一般のドライバーと同じ道を走ります。
初日はすっっごく緊張しました。(笑)
合宿も折り返し地点に来ると、教習所内での無線教習(自分1人だけで運転)なども経て、 ある程度運転に余裕が持てるようになりますが、やっぱり公道に出るときはドキドキしました。
となりに教官が居るとはいえ、それまでとはまた違った緊張感が否めません。
公道を走るので、教習所内ほどゆっくりしたスピードでは走れません。
自分の後ろに渋滞ができてしまいます。。。(´ - `;)
かと言ってスピードの出し過ぎも危険です。
教習内ではあまり意識していなかったスピードや、
きちんと車線の真ん中を走ることなども意識して走るようになります。
また、車内での教官との会話がグッと増えます。
教習所内ではコース自体がそこまで広大ではないため、
次々に隣の教官から指示やアドバイスを出されましたが、 路上教習ではそこまで矢継早な助言などはありませんでした。
(よほど無茶な運転をしたら当然怒られると思いますが)
合宿で参加している=遠方から来ていると教官たちも認識しているので、もっぱら世間話が増えました。(笑)
政治経済の話を熱弁する教官が居たり、「俺んちこの辺なんだよね~帰りて~ww」と冗談を言う教官が居たり・・・(笑)
もちろんブレーキ・アクセルの加減や信号の変わるタイミング、車間距離、スピードの維持など 都度、路上教習ならではの細かな指導はありますが、 教習所内ほど「この教官ちょっと怖いな」「苦手だな」と感じることはありませんでした。
教習所内の指導でも教官と話す機会はたくさんありますが、 路上での教習のほうが運転にもある程度余裕が生まれ、世間話をするゆとりもあるので楽しかったです。
とは言え、よそ見運転などになってしまうと大変危険なので、くれぐれも注意しておきましょう。
日数が進むと、車通りや人通りの多い街中も走りますし、
他の教習生が同乗する複数教習もあります。 他の人の運転を見て学ぶことや気づくこともたくさんあります。 教習中は周囲をよく見て、常に新たな気づきがないか気を配りましょう。
学科の授業は合宿前半と同じで、 授業の半分は教官の話を聞き、残り半分はDVDを見て学習するスタイルでした。 その中に1日だけ 応急救護 というスケジュールが入ります。
応急救護は基本的に3時限連続となっており、 まず1限目で座学、残り2時限ではダミーの人形を使い実技教習があります。
実技の中では主に
・応急救護の手順
・心肺蘇生法
・自動体外式除細動器(AED)の使い方 などを学んでいきます。
普段の学科の授業では、ただ席について話を聞いたりDVDを見るだけで終わりですが、 この応急救護の実技教習は唯一、体を動かす学科となります。 万が一の事態に遭遇した際にもきちんと対応できるよう、しっかり取り組みましょう。
効果測定、仮免試験とは?
教習所に通ううち、効果測定を受ける機会が必ずあります。
・・・と言われてもあまり聞き覚えのないフレーズなので「なにそれ?」と思いますよね。 効果測定とは、すなわち学科試験の模擬テストのことです。
現在ではパソコンを使って効果測定を行っている教習所もありますが、 マークシートに鉛筆で回答していく形のところもあります。 制限時間内に問題に回答し、規定の合格点に達していれば合格となります。
効果測定は 最低でも1回以上 合格する必要があります。
この最低ライン(合格回数)は教習所によって異なり、私が通った教習所では4回でした。教習所によって違うので、必ず何回受かればいいのか確認しておきましょう。
また、各教習所ごとに決まった回数この効果測定をパスしなければ 仮免許、卒検などの学科試験を受けられない場合もありますので、くれぐれも注意してください。
効果測定の勉強の仕方としては、
・配布されている学科教本を見ながら書きとり
・学科試験用の教材を購入し問題を沢山解く・・・等があります。
学生の頃のテスト勉強とやることは同じですね。
間違えた箇所はしっかり見直し、正しい答えとセットで覚えておけば◎
実際の問題も普段の学科試験をきちんと押さえておけば、十分に対応できる内容になっているので、 難易度がとっても高い・・・ということはありませんでした。
空き時間などを利用し、とにかく問題を解きましょう。
ある程度慣れていれば、最低ラインが3回だろうと4回だろうとそこまで苦ではありません。 まずは数をこなしておくことが大切です。
教習の第1段階(合宿の日程では半分ほど)が終わると、 仮免許の取得に向け、学科試験・実技(修了検定)があります。
修了検定では教習所内のコースを走ります。
この検定では、受験者の運転技術について
「路上に出ても最低限、他のドライバーの邪魔にならないだけの実力がついているかどうか」が見られます。 また、この検定では公正を期するため他の受験者も同乗します。
採点の仕方について、受験者ははじめ、1人1人が100点の持ち点を持った状態からスタートします。 その状態から各項目を検定員がチェックし、ミスがあれば都度減点されていく、いわゆる減点方式です。
減点の点数については5点~100点(1発でアウト)まであり、小さなミスであれば5点減点。 信号無視、一時不停止など路上に出たときに明らかに危険と判断されてしまう項目では100点減点となり、 その時点で検定中止=不合格となります。(「そこまで」等と検定員から声掛けがあるようです。)
検定といわれるとどうしても緊張して普段しないようなミスを犯してしまいがちなのですが、検定自体は落ち着いて、普段通りの走りができれば大丈夫でした。
それがなかなか難しいところではあるのですが、とにかく落ち着いて、リラックスした気持ちで臨みましょう。
効果測定とだいたい同じで、 制限時間内に問題に回答し、合格ラインの点数に達していれば合格となります。
効果測定と違うところと言えば、
・席が指定されていること
・回答に使う筆記用具が用意されていること
・みんなちょっと不安そうな面持ち ・・・これくらいでしょうか。
上記にも書いた通り、ある程度問題の数をこなし、 苦手な問題や傾向にきちんと対策しておけば大丈夫ですが、それまで見たことのない問題がここで初めて出ることもあります・・・(-_-;)
実際、私が受けたときも教材や効果測定で当たったことのない問題が1~2問ありました。 また、微妙に問題の文章が改変されていたり・・なんてことも。
ある程度問題の出題傾向などに慣れてくると、パッと問題を見ただけで回答してしまいがちになるのですが、 ほんの1部分の改変を見落とすことになりかねません。
しっかり文章を読み、確実に正解できるように心がけましょう。
これらの学科試験・実技にどちらも合格すると仮免許証が交付されます。
この仮免許証の交付をもって、いよいよ合宿後半、路上教習へ進みます。
私の場合は仮免試験当日は
午前中に実技、学科の試験→お昼過ぎには合否の発表、 その日の午後には路上教習・・・と、展開が早くて合格に喜ぶ時間はあまりありませんでした。(笑)
★この仮免試験を落としてしまうと、延泊が確定になります。
その場合、宿泊費や食費も追加で発生してきますので、当然出費も増えます。
※申込みプランやサイトによっては追加料金が発生しないものもあります。